『頭のいい人』と『読解力』

【9/5 まなび舎日記】

Kuala Lumpur マレーシア

こんにちは。

今日は素敵な本に出会ったのでご紹介したいと思います。

内容を掻い摘んでここに綴りたいと思います。


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読解力、すなわち、物事を読み取り、理解する力。
これこそが人間社会で生き抜くために
不可欠な力だと断言してよかろう。

周囲の人間関係を読み取り、社会現象を読み取り、自然現象を読み取っている。

そしてもちろん、文章を読み取り、図表を読み取っている。

これらの力があれば、現代社会を生き抜いていける。
つまりは、読解力のある人が社会では
「頭のいい人」とみなされる。
読解力のない人が、愚かな人とみなされる。
ではなぜ、読解力が落ちているのか。

言うまでもないことだが、読書量の決定的な不足がその原因だろう。

スマホ普及される前は、あれこれ言われながらも日本人はそれなりに本を読んでいた。
だが今ではそのようなまとまった文章を読む人は少ない。
ネット内を駆け巡る文章は、短文がほとんどだ。
一目で理解できるような文章だけが幅を利かせている。

これでは読解力が養成されるはずがない。

文章を正確に読み取れないと、人の意見を理解することができない。

人が語っているとこが理解できず、トンチンカンなことを言う人がいるが、それは読解力のない人だ。
きっとそんな人は周囲からバカな人間と思われているだろう。

文章をしっかり読まないと、この複雑な現実世界を理解することができないのだ。
文章を読みこなしてこそ、現実を分析し、将来についての展望を持つことができる。
それができてこそ自分の考えをまとめることができる。

文章は思考そのものの跡を示す。
文章をたどれないということは、他人の思考について思考できないということにほかならない。
言い換えれば、自分で考えることができないということでもあるだろう。

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もしご興味のある方は、是非お子様の将来のために読んでみてください😊