お子様をJSKL(日本人学校)に通わせている保護者様

JSKL(日本人学校)にお子様を通わせている保護者様。
初めまして。「まなび舎」塾長の中尾と申します。
この度は、当教室HPにお越しいただきありがとうございます。



ご主人様の海外赴任をきっかけに、マレーシアでお子様にいろんな経験をさせて自由でのびのびと育てたい。
そんなワクワクした思いでマレーシアに引っ越されたのではないでしょうか?
ところが住んでみると、日本の環境とはかなり違いますからいろんな面でお子様の教育にご不安を感じていらっしゃることと思います。
私達「まなび舎」はこれまで7年間、お母様のそんなご心配を取り除くために子供たちを全力でサポートして参りました。
そして楽しく迷いのない子育をして頂いてマレーシア生活を存分に楽しんでいただきたいと切に願いながら教室運営を行ってきました。

 

個別指導学習塾「まなび舎」の特徴は次の2点です。
① 学力の基盤となる国語力の育成
② 5教科の指導と受験のサポート
子供たちに「国語力」「勉強」を両立して学んでいただく全く新しい個別指導塾です。

私たちは、2000年に大阪にて個別指導学習塾「ペガサスよさみ教室」開校しました。



 

そして2016年9月にここモントキアラに「Dreamkidz まなび舎」を開校させていただき今年で8年目となります。
22年間で延べ3000人以上の子供たち(小・中・高校生)に「勉強」と「語彙力」をサポートしてまいりました。
その22年の経験の中で私たちに一つの理念が生まれたんです。

「語彙力無くして学力無し」

「学力の高い生徒は、必ず語彙力が高い」ということです。この理念のもと子供達にはただ単に勉強だけを教えるのではなく、学力の基盤である「語彙力」の強化とセットで学習指導してきました。
ここJSKLにおいても、大阪の塾生の保護者様と同じようなご相談をいくつもお受けしてきました。その相談内容は大きく分けると下記の4点です。
① 「うちの息子は、計算問題はできるのですが、文章問題が苦手なんです」
② 「国語の長文問題が苦手なんです」
③ 「社会や理科などの暗記教科の点数が取れないんです」
④ 「定期テストは大丈夫なのですが、実力テストになると点数が取れないんです」
これらの問題はすべて読解力不足が根本原因なんです。
では、この4つの課題について詳しく説明させていただきます。

① 数学の文章問題が苦手な原因は?

例えば
「塾長!この文章問題がどうしてもわかりません。教えてください」と中1の生徒から質問があった時、
「どれどれ、この問題は。。。」と、
横でただその問題文をゆっくり説明してあげるだけで、
「あーーあ、そういうことかぁ。。わかったー!」
という事が多々あります。

これってどういう事でしょうか?
数学が苦手なんでしょうか?
違いますよね。たった4~5行の文章ですが、内容を読む解くことができないんです。
つまり読解力不足が原因で数学(文章問題)が苦手になっているんです。
ところが既存の学習塾では、「文章問題」が苦手な生徒に対して徹底的に文章問題を解かせます。間違ってはいないのですが「パターン学習法」と言いまして、文章問題をパターンで覚えさせて解きますから数学なのに暗記科目的な勉強方法になってしまうのです。

そもそも数学は、論理的に思考し答えを導き出す科目ですから根本的に勉強方法が違うんですよね。でも今までの学習塾では、その方法しかなかったんです。「パターン学習」の特徴は、全く同じ問題が出れば解くことができますが、ちょっと視点を変えられたり、文章の言葉を少し変えられたりすると、
「先生!今回のテスト、全く知らない問題が出たから分からなかった!」
と、いう結果になってしまうんです。。
「文章をしっかりと読んでいないからこういう事になる。ゆっくり何度も読んだら解るんやから」と、テスト結果を見て子供たちが講師や親御さんから怒られてしまうんですよね。
親御さんにわかってほしいことは
「文章が読めること」「文章内容を理解する」ことは、全く違うんです。文字や文章が読めても内容が理解できていないのです。

何故か?

それは、学年相当の文章読解力を持っていないからなんです。
あとで詳しく述べますが、中学1年生の平均語彙量は25000語前後です。ところが文章問題の苦手な生徒の語彙量は20000語以下の場合が多く、これは小学3年~4年生のレベルに相当します。小学3年生が中学の教科書で勉強しいるのと同じですから難しいですよね。だから文章の内容が読み取れないのです。

そのまま放置していると学校の授業で先生の言っている言葉も徐々に理解できなくなっていってしまうので要注意です。

小学生時には語彙力不足はあまり目立ちませんが、中学1年生の1学期期末テスト終了後に一気に表面化します。何故なら「一次方程式」の単元に文章題がたくさん出るからです。この時期が学習塾に保護者様からの問い合わせが一番多い時期なんです。ところが語彙力の高い子供たちは、文章題でつまずくことはありません。

 

② 国語の長文読解問題が苦手な原因は?

語彙力の高い生徒にとって国語の「長文読解問題」は簡単に点数をとれるサービス問題のようなおいしい問題です。なぜなら勉強しなくても点が取れるからです。

語彙力の高い子供たちは、小さいころから本に慣れ親しんでいますから主人公や登場人物の心情の変化を読み取る力が自然に身に着いているんです。

国語の読解問題は、作者と解答する子供たちの間に出題者、つまり問題を作成する人が間に入っています。

心情変化を読み取る力があると、出題者の心情を読み解くこともできるんです。作者や主人公の心情はもちろんのこと、出題者の気持ちになって、「出題者は、このように答えてほしいんだろうな。」と読み解いて答えることができるのです。

以前テレビ番組で、センター試験の国語の長文問題を出題文章を書いた作者とゲストに解いてもらい出題者が解説するという面白い番組がありました。

作者なのに正答率はなんと!70%だったんですよ。おかしいですよね。いかに「出題者の気持ちになって解くことができるのか」が重要になってくるんです。学習塾で長文特訓講座を受講しても成績が上がらないのは、こんなからくりあったからです。

③ 社会や理科の暗記科目が苦手の原因は?

「塾長先生!社会なんて覚えるだけの科目なのに、うちの子全然ダメなんです。」
「塾長!私、社会が大嫌い!だって覚えられへんもん。。」

社会は覚えるだけの科目なのに点数が取れない。そんな嘆きをよく耳にしますが、それは本当でしょうか?
私がたくさんの子供たちを見てきた中で、社会や理科の成績が良い子は、あまり勉強していなくても何故か高得点を取ってしまいます。

逆に一生懸命に勉強していても社会の点数がなかなか上がらない生徒もたくさん見てきました。すごく頑張っているのにです。

なぜでしょうか?

ここにも「読解力」が大きく関係しています。

定期テスト前になりますと教室で子供たちが社会の問題を出し合っている光景をよく見かけます。面白いですよ!

社会が苦手のA君が、社会が得意のB君に質問します。
多分A君が必死で勉強してきたんでしょうね。
「なあなあ、今から問題出すから答えてな?この問題の答えはな~んだ?」
するとB君が、
「そんなんテストに出えへんから覚えんでもいいで」
「えっ!なんで?なんで出ないってわかるん??」
「あたりまえやん、出るわけないやん」
こんな会話が所々で起こります。
いったいどういう事でしょうか?
なぜA君はテストに出ないことが分かるんでしょうか?

社会や理科のテスト範囲は他の教科に比べてすごく長いんですよね。常に50ページ以上ありますから覚えることもたくさんあります。でも「読解力の高い生徒は、長いテスト範囲の中から要点をまとめ、テストに出るような重要な部分だけを覚えているようです。だから最小の努力で最大の結果を導き出せるんです。しかし読解力の低い生徒は、すべてのページを覚えようとするのでなかなか成果が上がらないんです。一生懸命努力しているのに。。。

暗記が苦手というのは思い込みです。記憶には限界があります。要点をまとめる力。ここにも読解力が相当関わっているのです。

④ 定期テストはできるのに模試や実力テストで点数が取れない

これももちろん「語彙力・読解力」不足が原因です。
中間や期末などの定期テストは教科書から出題されますし範囲も決まってます。国語に至っては教科書の文章からしか出題されません。
つまり出題される文章が最初から分かっているので、教科書や教科書ワークをやっていれば点数は取れるんです。
それに比べて入試問題や模擬試験では、見たこともない物語文や説明文が出題されます。つまり初見の文章を読み解く力が要求されます。
特に最近の国語の入試問題は、かなり長い文章になってますから、読解力がなければ時間切れになってしまいます。
しかし、小さいころから読書する習慣が身についている子供たちなら難なく初見の文章を読む解くことができますし、初めて見る数学の問題も論理的に思考し答えを導き出すことでしょう。

いかがですか??
もしもこの4つの課題をお子様が克服できれば、お母さんの心配は90%以上なくなると思います。
心配がなくなると教育方針はブレなくなり、他のお母さんの言動やアドバイスも気にならなくなりますよね。

それではここから本題に入ります。

そもそも「読解力」を上げるためにはどうしたらいいのでしょうか?

その前に、皆様は小学生国語辞典に掲載されている語彙数はどれだけあるかご存じですか?
別表をご覧ください。

実は、約35000語あるんですよ。
小学校6年間で習得すべき語彙量が35000語というのは、おそらく日本語だけではないのかと思います。
それが大学受験になりますと8万語~10万語前後となりますから驚異的な多さですよね。
それではお子様が習得すべき各学年の標準的な語彙量は何万語なのでしょうか?
別表をご覧ください。

まなび舎では、お子様の「語彙量」を量ることができます。
もしお子様が小学3年生ならば、17500語を習得していれば大丈夫ということです。

学年 学年標準語彙数
小学1年生 9800語
小学2年生 14000語
小学3年生 17500語
小学4年生 19600語
小学5年生 21300語
小学6年生 23100語
中学1年生 24500語
中学2年生 25200語
中学3年生 26600語

「語彙量」とともに気になるのが、「語彙力「読解力」ですよね。
「私の子供は読解力がなくて困ってます」とよくご相談を受けます。しかしお子様の読解力がどれくらい弱いのかがわかりませんよね?
まなび舎では、お子様の「語彙力」「読解力」「数値化」してお見せすることができます。

年に2回実施している「読書指数診断テスト」がこれです。このテストを受験していただくことによって、今現在のお子様の「語彙力「読解力」が判明します。あとは各学年の平均値と比べていただくだけです。


「スコア」が語彙量の数値。「有効文字数」が読解力の数値を表しています。
週に1回もしくは2回「ことばの授業」を受講していただいて、その成果を半年に一度のテストで、お子様の「語彙量」「語彙力」「読解力」の変化を見ていただくのが、「まなび舎」の最大の特徴です。

ここで面白い資料をお見せします。
中学受験について、語彙力と学力の関係の資料です。

関東圏にお住いの保護者様ならよくご存じだと思いますが、超難関といわれている有名私立中学校の名前が挙がっています。お化けのような偏差値ですよね。こんな偏差値をとって難関中学に合格した子供達が、小学3年生の時にどれ位の語彙数を持っていたかを示しているデータです。

合格した生徒は、驚くべきことに小3の時点で25000語前後の語彙数を習得していたということなんです。
25000語といえば、中2~中3の平均語彙量に相当しますからいかに高いかが想像できますよね。

有名進学塾の超難関コースの授業についていくためには、25000語前後の語彙量が必要だということです。つまり難関中学に合格するには小学3年生までの読書量で決まるといっても過言ではなさそうですね。

このことを証明するデータが「まなび舎」にもあります。当教室は今年で7年目となりますが、小3で25000語取得していた生徒が2名いました。

そのうちの一人R君は、小学2年生の時「まなび舎」に入塾しました。

お母さんが中学受験には語彙力が重要だと思い、私たちの理念に共感してくれたんです。
「西大和中学」が第一志望で、4年生の終わりに日本に本帰国となり、帰国後有名塾の入塾試験で超難関コースに合格しました。これにはお母さんも相当驚いたそうです。そして志望校が灘中学と変更になりました。帰国してからも読書することが重要だと、R君は図書係になり、なんとお母さんもPTAの図書委員になったそうです。そして塾の勉強が忙しいのにも関わらず読書を続けていました。
そして「まなび舎」でしていたキーワード作文も欠かさず取り組んでいたそうです。
そして見事、灘中学に合格し、帰国して2年も経っているのにすぐさま私たちに合格の報告してくれました。

「R君、まなび舎での読書は、受験に役に立った?」
「はい!もちろんです。特に「まなび舎」でしていたキーワード作文もすごく役に立ちました。記述式問題や小論文も得意になってすごく自信になりました。ありがとうございました」と言ってくれた時は思わず泣きそうに。。彼の夢は東大医学部に入って、ダビンチを操る世界一の外科医になるそうです。これからも応援してるからねー!
このように、難関中学を目指すには小学3年生で25000語が一つの基準になるのではないでしょうか。

 

公立中学に進級の場合「まなび舎」では、小学校を卒業するまでに30000語を目標にしています。30000語を習得して中学生になった生徒は、私の経験で言いますと学年でトップクラスにいます。また語彙力と読解力も相当高いので、自ら教科書で予習することができます。つまり自立学習できる生徒です。どんな学校にも塾に通っていないのに優秀な生徒っていますよね。私の個人的な考えですが、自立学習できる中学生になるためには30000語が必要だと確信しております。

例えば、小学6年生で香港から引っ越してきたYちゃん。

入塾時に受けた語彙数検査では、20000語でした。しかし1年後の中学入学直後の語彙数検査では27000語まで跳ね上がったんです。その後も数学と共に「ことばの授業」を継続してくれました。

すると中学2年生の1学期、5教科の合計点が475点。そして見事オール5の通知表をゲットしました。いやぁ、本当にすごいです。

いかがしょう。「語彙力」と「学力」の関係性をご理解いただけましたでしょうか?
もし私たちの教育方針に共感していただけたら是非とも体験授業にお越しください。

体験お申込み

 

●ことばの学校(語彙力)コース (小学2年生~中学生)

ことばの学校

コース 授業時間 授業回数 授業料
必修コース 60分/1回 4回/月 RM400/月
標準コース 60分/1回 8回/月 RM600/月
特訓コース 120分/1回 8回/月 RM800/月

●小学生学習コース (国語・数学・英語・理科・社会)

コース 授業時間 授業回数 授業料
国・算・英 60分 or 120分 自由選択 RM60/時間

●中学生学習コース (国・数・英・理・社)

コース 授業時間 授業回数 授業料
国・数・英 120分/1コマ 自由選択 RM60/時間
理・社 120分/1コマ 自由選択 RM60/時間

●春期・夏期・冬期講座(国・数・英・理・社)教材費込み

講座 期間 授業時間 授業料
春期講座 春休み期間 自由選択 RM60/時間
夏期講座 夏休み期間 自由選択 RM60/時間
冬期講座 冬休み期間 自由選択 RM60/時間

●漢字検定試験に挑戦しよう

実はもう一つ「表現力」に必要な重要なことがあります。
それは「漢字力」です。



最近の入試問題を見ていると記述式の問題が大変多くなりました。今後も増えていくことでしょう。やっぱり漢字は読めるだけでなくいろんな漢字を書けるようにならないと「表現力」が育ちません。
文科省が子供たちに求めている力は、「思考力」「判断力」「表現力」の3つの力です。
この3つの力と英語の4技能を加えてグローバルに活躍する大人に育てるのがそもそもの大学入試改訂の目的です。
でも漢字ドリルで練習しても子供たちのモチベーションが上がりません。
そこでおすすめなのは、「漢字検定試験」です。
求められる漢字力は、中学卒業までに準2級を取得することです。
準2級を取得すると高校入試に大きなアドバンテージを得ることができます。
そのためには、小学校卒業までに5級を取得することが必要になってきます。
「まなび舎」は、漢字検定協会の準会場に指定されていますので、年3回受験することが可能ですのでどんどんチャレンジしていきましょう!合格することで子供たちのモチベーションも上がり漢字の勉強も楽しくなりますよ。

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