算数が嫌いにならない為には??

1月24日 【まなび舎日記】
   Kuala Lumpur マレーシア

保護者の皆様こんにちは。

『皆様は、教科書の執筆者にお会いした事はありますか??』

私たちも、何年間も全くそんなご縁は
ありませんでした。
でも、なんと奇跡が起こりました。

啓林館の数学の教科書を作成されている竹内先生という方との出会いがあったんです。
そして、無理をお願いして『まなび舎』の塾生たちの為に『算数教室』を開催し
、今回は小学高学年の限定10名のみんなに参加してもらいました。

竹内先生は本来、名古屋の名城大学で中高の数学の教師を教える先生をされています。
また、《啓林館》という中学高校生用教科書や難関高校(灘、開成、東大寺等々)で使われている高校数学の参考書Focus Goldの代表執筆者でもあり、進研ゼミの高校数学の教材開発等にも携わっておられるいわば数学のスペシャリストと呼ばれている先生です。

今日は愛知県からzoomで、マレーシアの子供達と一緒に『算数のおもしろさ』の体験授業を行って頂きました。

最初は、『算数は嫌い!苦手!』と答えていたみんなでしたが、竹内先生から出題されるクイズ形式の問題に、とても真剣な顔をして考え解いていってくれました。

先生は 
 『算数を解くのに、時間は気にしないで解いてほしい。自分が分かるまでとことん解く事がとても大切です。それから一番してはいけない事は、答えが分からないから直ぐに解答を見てしまうという習慣です。それが癖づいてしまうと自分で問題を考える事を諦めてしまう人間になってしまうからです。』と教えてくれました。

そして、『想像力』『発想力』を育てるために、1ヶ月に一冊の本を読む事‼️
それもとても大切な事だと教えてくれました。

算数という教科は、答えが曖昧ではなくはっきりしているからこそ、今日のzoomの授業も自分の答えが出た時に正解していれば、『やったぁ!!』と言う喜びの達成感を実感できるんでしょうね。

最後に、私の方から
『小学校の6年間で一番大切な事は何でしょうか』という質問に、
『自分の事は自分でできるようになるという自立を磨く事です!』
と、答えて頂きました。
6年間の集団生活と、6年間の勉強する経験をする事は、大人になった子供たちが自分のするべき事を自分でしっかり考え行動できるようになる為の学びの限りなく大切な時間なのでしょう。

問題を解いているみんなの顔が、嬉しそうだったり、悔しそうだったり、そんな顔を画面で見ていると『これからも頑張って!!』と、エールを送りたくなりました❗️

竹内先生、まなび舎のみんなの為に本日はありがとうございました!!