驚くべき4ワード作文!

【3/28 まなび舎日記】
Kuala Lumpur マレーシア

こんにちは。
最近はお天気がいい日が続くマレーシアですね。
MCO が解除され、学校への登校も許可されみんな楽しそうに学校に通っています。
ただ、JSKLだけは5週間という信じられない長さの春休み中となっています。

今日は、中1Yちゃんの宿題作文を
ご紹介したいと思います。
まなび舎歴4年半!開校した時からずっと通ってくれている女の子です。
是非読んでみてください!
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【気を取り直す】【眉をひそめる】
【話をそらす】【興味しんしん】

二学期初日。登校する人たちで校門はとてもにぎわっていて、肌の色が変わっている人達が多かった。
私、大町笑舞もその一人だ。
「キーコーンカーンコーン…」やばい。
予鈴が鳴ってしまった。急がなきゃ。
私は走り出した。すると、だいぶ後から猛ダッシュで私に追いつこうとしてくる人がいた。誰なのか気になったが、「うぉぉぉーーー」と叫びながら走ってきていたので、友達の代永 渚だと確認し私も猛ダッシュで教室に向かった。
教室に着くと、どうやら先生はまだ来ていなくて私は大きく息を吐いて気を取り直して自分の席に着いた。
そして、用意が終わった後に渚が教室に入って来て、彼女もまたほっと胸をなで下ろし席に着いた。
隣の席の幼なじみのトトロちゃんが呆れた顔で私達を見ていた。
先生がやっと教室に入ってきて、二学期初日が始まった。
そして昼休み、私と渚、トトロちゃんと3人で1つの机を囲んで夏休みについて話しあった。私は、家族と一緒に海に行って日焼けした事を2人に共有した。
渚は、山に行って虫をいっぱい捕まえてBBQもしたらしい。そして次はトトロちゃんの番。私達は興味しんしんで話を聞こうとした。なぜなら、トトロちゃんは大金持ち!どんな夏休みを過ごしたのか気になったからだ。ところがトトロちゃんは、一向に口を開かなかった。
私と渚は眉をひそめ、空気を変えようと話題をそらした。そして昼休みが終わった。だが私は、この後トトロちゃんの事が気になって授業に集中出来なかった。
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これは、ただの文章ではありません。

ワークで出題された4ワードを必ず使って、オリジナルの文章を書いてもらっています。
本当に素晴らしいと思いませんか?

これを書く為の使用時間はたった15分です。

これを書いたYちゃん曰く。
「いつもキーワード作文の文面を考える時、書きたい文章のイメージは言葉を見ただけですぐに頭の中に出てくるの」

小学3年生からまなび舎に通ってくれて、読書をし宿題作文をして、語彙力はもちろんこの発想力と発信力を身につけてくれました。
この養った力は、いつか必ず何かの形でYちゃんの将来に役に立つだろうと私は確信しています。

塾生たちに、これからも読書だけでなくいろんな力をまなび舎で学んでいってもらえたらいいなと思っています。